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ノンフィクション作家・平井美帆 オフィシャルウェブサイト

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書籍BOOK

第19回 開高健ノンフィクション賞受賞
『ソ連兵へ差し出された娘たち』(副題「証言・満州黒川開拓団」を省く)

NEW!
2023年4月21日
 第54回大宅壮一ノンフィクション賞(2023年)4候補作にノミネート


2022年9月27日「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」ファイナリスト10作品にノミネート
2022年7月26日
 Yahoo!ニュース 本屋大賞ノンフィクション本大賞ファイナリスト6作品にノミネート

 集英社 出版四賞
2021年11月 贈賞式での言葉


インタビュー
『青春と読書』[受賞記念インタビュー] 聞かれてこなかった「声」に 耳を傾けるということ
NEWSポストセブン 著者インタビュー
 『週刊ポスト』2022年2月25日号 著者に訊け!構成・水谷竹秀
毎日新聞 特集ワイド2022/2/28:女性差別の土壌、今なお
ソ連兵へ差し出された娘たち (単行本)

 
書評
東京新聞 2022年2月10日 大波小波
奈良新聞 2022年2月13日号 書評掲載

『週刊新潮』2022年2月24日号 東えりか(書評家)「数え年で十八歳以上、未婚」その慟哭は今も聞こえる。

北海道新聞 どうしん電子版 2022年2月27日号 <書評>ソ連兵へ差し出された娘たち

「毎日新聞」夕刊ワイド 2022年2月28日 藤原章生(ノンフィクション作家) 女性差別の土壌、今なお

『週刊現代』2022年3月5日号
信田さよ子(臨床心理士) 「接待」のもとに踏みにじられた尊厳。戦争と性暴力の言葉を失うような真実

ソ連兵へ差し出された娘たち 平井美帆著 無自覚な「善」による痛み 読書
2022年3月13日 評 杉山春(ルポライター)

読売新聞 2022年3月25日[評]鵜飼哲夫(読売新聞編集委員)「ソ連兵へ差し出された娘たち」
 
東京新聞 2022年3月27日[評]吉田裕(一橋大名誉教授)◆封印された性接待の実態

『芸術新潮』2022年4月号 諏訪敦(画家)「本当にそれしか選択肢はなかったの?」

『週刊金曜日』2022年3月18日 高原到(批評家) 満州開拓団の女性たちが「差し出された」重層的差別を暴く

i女のしんぶん 2022年3月25日(i女性会議)「盾」にされた女性たちの苦しみ

日経新聞 2022年3月26日 河合香織(ノンフィクション作家)性被害の実態を言葉で残す

『サンデー毎日』2022年3月27日 本郷和人 「男の陣営」にいる者はどう意識を変えるか

週刊エコノミストOnline ソ連の対日戦、シベリア抑留を検証、加害国として自国史を振り返る

公明新聞電子版 2022年04月18日付 星野博美(ノンフィクション作家)弱者を犠牲にして忘れる社会

『週刊文春』令和4年5月19日号 私の読書日記 浅井リョウ

『ジャーナリスト』第771号 2022年6月25日付 日本ジャーナリスト会議(JCJ)
鈴木耕(編集者) 暴き出された戦争の傷 女性差別の極北を追う
 
ネット記事(準備中)

朝日Dialog ソ連兵へ差し出された娘たち——現代への問い 目を背けない
WAN女の本屋 あなたは「差し出された娘たち」の言葉に向き合えるかー山田敬子(山川菊栄記念会)
10mtv 2022年4月4日 衝撃作『ソ連兵へ差し出された娘たち』揺さぶる既存の価値観



『あなたの子宮を貸してください』(2006年3月)
「電子書籍版」にて復活! 2016年3月18日配信開始

アメリカ人の「代理母」本人らを取材したノンフィクション。あれから10余年、アメリカではさらにART(生殖補助医療技術)の利用は進み、内容は色あせていません。今回は電子書籍版向けに、ここ10年盛んであったインド代理出産、日米の最新情報を「電子書籍版あとがき」として、60~70ページ加筆しました。
書評など
こちらから



『中国残留孤児 70年の孤独』


集英社インターナショナル 2015年10月26日 

(Amazonの紹介文より)
自分はいったい誰なんですか? 居場所はどこにあるんですか……?
東京・御徒町の一角にある「中国残留孤児の家」。そこに集う中国帰国者とその家族たちの、波乱の人生。
戦後70年間孤独を抱えながらも、たくましく、明るく、ときにそっけなく生きる「帰国者」たち。
日中関係の悪化を誰よりも憂い、もう二度と、自分たちのような人々を出してはいけないと心から願う。
そんな愛すべき人々の人生を、丹念な取材を通して描く。
「戦争」が生んだ傷跡の「いま」を抉るノンフィクション。

発売のお知らせ
書評など
中国残留孤児 70年の孤独


『獄に消えた狂気 滋賀・長浜「2園児」刺殺事件』


新潮社 2011年8月 

2006年2月に滋賀県長浜市内で発生した、中国東北部出身の母親による2園児刺殺事件を追ったノンフィクション。文通・面会を通じて垣間見た鄭永善(テイ・エイゼン)被告の内面と、触法精神障害者の現実にせまる。

2008年 第6回 開高健ノンフィクション賞最終候補作 
(『中国から来た花嫁』として)

電子書籍版
書評など
獄に消えた狂気―滋賀・長浜「2園児」刺殺事件


『イレーナ・センドラー ホロコーストの子ども達の母』


汐文社 2008年11月 ジュニア向け 

ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)はそう遠くない過去――。第二次世界大戦のさなか、ポーランドを占領していたドイツのナチスは、ポーランド各地に「絶滅収容所」と呼ばれる死の施設を建設し、ヨーロッパ中のユダヤ人の殺害をすすめていった。ポーランド人女性「イレーナ・センドラー」は、ワルシャワ・ゲットーで死を待つだけの子どもたちを助け出そうと立ち上がる。ゲシュタポ(秘密国家警察)に捕われ、拷問を受けても志を曲げず、戦争が終わるまでに2500人もの子どもたちの命を救ったのだった。

戦後60年のときを経て、埋もれていたイレーナの功績は世界に広まり、2007年にはノーベル平和賞の候補に選ばれた。2008年5月、98歳でこの世を去ったイレーナ……。彼女の勇気ある行動を時代背景とともにふり返る。

書評など
イレーナ・センドラー―ホロコーストの子ども達の母


『バツイチ男の心のうち』

イースト・プレス 2007年11月

働き盛りの世代のバツイチ男たちのルポ。
つきめて心に湧いてきたのは、「結婚ってなんなのだろう?」という大きな疑問。そして、「男と女の違い」。おそらくきっと、国や文化を問わず、永遠に解けない難題なのかもしれない。ただ、それでも……、日本人ならではの別れの共通項、夫婦のすれ違いのパターンなどが、うっすら透けて見えてきた。
バツイチ男の心のうち―彼らは、結婚になにを求めたのか

『あなたの子宮を貸してください』


講談社 2006年3月

生殖医療、倫理、法律――「代理出産」にはさまざまな問題が複雑に絡み合い、論争の出口は見えない。しかし、忘れてはならないのは、当事者たちの生の声。そして、いま、現場では何が行われているかということ。

日本人の子どもを出産した代理母たち、代理出産を選んだ日本人夫婦、世界で最大手の代理出産エージェンシー、代理出産を200回以上行ったアメリカ人医師、生殖補助医療を専門にする弁護士など、豊富なインタビューから見えてきた世界とは……

2005年 小学館ノンフィクション大賞最終候補作

書評など
The Japan Times
あなたの子宮を貸してください

『世界のお金辞典』


汐文社 2006年3月 ジュニア向け

小学校高学年向けのお金の辞典。世界各国の紙幣・コインを写真、イラスト、まめ知識とともに紹介。貨幣や貨幣制度のは、その国の歴史、政治、文化が反映されていて、興味深い。
世界のお金事典

『みそじ留学のリアル』

ブッキング 2003年 
*この書籍は「オンデマンド出版」で、いわばデビュー前のインディーズ作品である。

「30歳前後で渡米する日本人女性たち」「アメリカで働くことの現実」を描いたルポ。取材当時、同世代だった私にとって大きなテーマ。まわりを見ても、その年代でアメリカへやってくる日本人女性は本当に多かった。

人生での挑戦に年齢は関係ない。その半面、30歳前後での海外渡航はリスキーでもある。なぜなら往々にして、「やりたいこと探し」と「海外渡航」がセットになっているからだ。渡米のモチベーションはときに、強烈な「リセット願望」だったりする。ところが、日本で見つからなかったものが、異国の地でそう簡単に見つかるわけでもない。渡米して数年経ち、新生活の刺激が薄れるころ、再び「やりたいこと探し」の迷路にはまってしまう女性は少なくなかった。

バナースペース